娘が3歳になるまで〜その2
話が前後してしまいますが、今日は娘が産まれる前の話を…。
札幌から関東に引っ越したのは2015年の春でした。私は婦人科系が弱く不正出血、生理の遅れなどは当たり前で子供ができにくい体質だと思っていました。今の夫と同棲し出し、統合失調症の病院も札幌で通っていた先生からこちらの先生を紹介してもらい、少しずつ落ち着いて来た頃でした。
8月11日に籍を入れる約束をして(その日が付き合い出した日なので記念日にしようと話して)色々準備をしていた頃、生理が止まりました。いつもみたいに遅れてるのかな?程度にしか思っていませんでした。
当時、私はエビリファイとアキネトン、デパスを処方してもらっていて、寝る前にはマイスリー、サイレースを飲んでいました。
私の場合つわりなどもなく、生理の遅れがちょっと気になってもしかしたら…と思い検査薬を使ってみました。そこで妊娠していることが発覚。すぐに夫と近くの婦人科に行く事に。
正直に今の状態を話し、薬の事も伝えると、先生からは「どうして、こんなに薬を服用しているのに避妊しなかったのですか?」「今の状態では産めないと思います。」
なんだか不安になる一言でした。
今思うとその通りなのです。でもその時はそう思えなかった。
その後内診をして「ちゃんと子宮にいますよ、動いています。」
その時強く思いました。「産みたい!!」。
すぐに夫と精神科の先生のところへ。
薬を飲んでいて子供に影響がないか、まずは相談をしに、障害を持った子供専門の機関に行くように勧められて紹介状を書いてもらいました。そこで調べてもらった結果「100人に3人の確率でもしかしたら影響があるのかもしれないです。」
それが多いのか少ないのかは分かりませんが、どんな事があっても産みたい!と思いました。夫も、もしかしたらリスクはあるかもしれないけど、私が産みたいなら産もうと、話し合いました。
病院は大学病院に決めました。何かあった時の為に。
薬はデパスをやめてそれ以外はいつも通り飲んでいました。
8月11日無事に籍を入れて…。
だんだん大きくなるお腹に私とは違う命があると思うとなんだか感動しちゃって、ちょっと情緒不安定にはなりましたが、2016年2月に無事出産。
元気な女の子でした。
薬を飲んでいるので母乳ではなくミルクのみでしたが娘はすくすく育ってくれました。
この間支えてくれた夫には本当に感謝です。義母さんも札幌から応援に来てくれたり、その後は私の母が1ヶ月北海道から来てくれました。
本当に感謝しかないです。
そして今でも色々な人が支えてくれています。
娘も無事3歳になり、でもやっぱり色々ありました。
「産まれてからが大変だから」と聞いてはいたけど、今思うと本当にそうです。
でもおちゃらけた娘や笑ってる姿を見ると本当癒されます。
まだまだ書きたい事がたくさん。
でも今日はこの辺で。また後日…。