統合失調症と子育てと絵と

私という人間の記録

摂食障害と診断されて

今日は私が20歳の時の話を書こうかと思います。その時は北海道の田舎で医療事務の仕事をしていました。

前にも書きましたが15歳から札幌でフリースクールの寮に入り2年半過ごし、そこで学ぶ楽しさを知った私は有朋で通信制の高校の資格を取ってお金を貯めながら札幌で1人暮らしをするのが目標でした。田舎は色々嫌な思い出のあるところ。あまり長く居たいとは思わなかった。そこで4年で卒業するところを計画的に単位を最初の1年で多くとり3年で卒業する事が出来ました。

ところが医療事務もまだ紙レセプトだった時代。レセプト時期は残業もあり、何より人間関係に悩まされる事が多かった。有朋の勉強もプレッシャーになったのかもしれません。

遅く帰った日は食事も喉を通らず、朝も食べれなくなったりしていました。昼もほとんど食べずに。でもそれが普通になってくると、身体が軽くなって何か解放的な気分になったんです。勿論、体重は減っていきました。

156センチで30キロを切りそうになった時は本当死ぬかもしれないと思いました。

札幌で1人暮らしをする予定でしたので札幌の精神科に即入院する事になりました。

仕事もその時には辞めていました。

その病院では拒食症の病名がつきました。

最初はお水も飲めない状態だったので、点滴を打ちながら、糖尿食を朝、昼、夕と食べて体重を増やしていきました。体重が減ったからと言って高カロリーの食事を摂るのではなく、低カロリー高タンパク質な物を摂ってと言われました。

2ヶ月程の入院を経て体重も38キロくらいに増えて退院する事に。

外出許可をもらい札幌の1人暮らしの家を探す事も出来、無事退院する事になりました。

そして1人暮らしもスタート!

 

入院中は時間が沢山あったので絵も描いていました。その絵の事はまた後日…。